バスに乗って「悪魔の橋」と呼ばれるローマ時代の水道橋へ行く【スペイン旅2023】
ローカルバスに乗って郊外にあるローマ時代に作られた水道橋を目指します。
インペリアル・タラコ広場から85番のバスに乗ります。
運賃は一人1.6ユーロです。乗るときに運転手さんに払います。
間違ってはいないとは思うのですが、念のため、バスの運転手さんにも悪魔の橋に行くかどうか尋ねます。こうしておくと降りるときに教えてもらえたりするので助かります。
バスに乗ってみてわかったのですが、このバス、なぜかアナウンスも電光掲示板もありません。次がどこのバス停なのか全然わからないのです。
もし乗り過ごしてしまったらどうしよう・・・急に焦りだします。
バスに乗って10分ほどしたら、近くにいたセニョーラが降車ボタンを押して「次よ!」と教えてくれました。地元の人しか乗らないようなバスに乗ってきた見慣れない東洋人観光客をずっと気にかけてくれていたみたいです。
バスを降りるときも「降りたらあっちの方へ行くのよ!」と教えてくれました。
感謝です!
ラス・ファレラス水道橋(L'agueducte del les Ferreres)とガイドブックには書いてありましたが、バス停は 悪魔の橋(Pont del Diable)です。
バスを降りて、森を抜けると水道橋が現れます。
めちゃくちゃかっこいいです。
本来なら水が流れるところを歩くことができます。
人がなんとかすれ違えるほどの幅です。
観光客はぼちぼち来ますが、場所が場所なので、みんな車で来ていました。
街から4キロ程度の場所なので、歩こうと思えば歩くことのできる距離ですが、道路が高速道路のように乗り物専用みたいで、禁止されているかどうかわかりませんが、歩く場所がないし、歩くのはとても危険です。
帰りもバスを使います。
が、反対側にバス停はありません。
バス停がないどころか道路を横断することも危険すぎてできません。
降りたバス停でバスを待ち、また85番のバスに乗りました。
循環バスなので、先の町まで行ってからぐるーっと回って市街地まで戻ります。
帰りのバスはちゃんとアナウンスも掲示板もありました。
行きに乗ったバスが古いタイプだったみたいです。
無事、街に戻ることができました。